無垢材で耐震等級3は可能

 やれば出来るんですねえ。会社HPで耐震等級が取得出来そうなモデル住宅を設計していますが、和風住宅なら可能ですね。昔の住宅ってそんなに無理していないので、その形状を活かせばなんとかなるものです。ビルトインガレージは絶望的だが、通常の住宅なら出来ないことはない。需要はあるのかな?
 私は構造材は、無垢だ集成材だあまりこだわらない。現在、流通してる部材は欠陥でもない限り、通常の使用では日本人が考えている耐用年数くらいは維持してくれるから。むしろ内装材に気を遣う。やたら健康素材がもてはやされるが、それがいいとも思えない。効能が高いものは、その反作用に目を配った方がいい。そもそも天然の素材=健康というのは、誰が考えたのだろう?木にぬくもりがある、というのも理解できない。木が好きだ!とか、木のなかにいると落ち着く、木の感触が好き、というのなら理解できる。あまり宣伝文句に踊らされないことです。
 ただ花粉症の私からすると、国産材で家を一気に作る法律でも作ってくれないかな?まあ環境破壊になるんだろうけど、今のように放置状態よりはマシでしょう。今年は花粉が少ないと感じていたが、今日は良く飛んでいます。つらいなあ。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。