木造住宅の耐震補強時のアンカー

 木造住宅の耐震補強で難しいのが、耐力壁設置後のアンカーボルトだ。耐力壁の倍率が高くなると補強効果は高くなるのだが、引き抜きが強くなるのでアンカー付きのホールダウンが必要になるケースが多いです。無視して補強している不届者も多いと聞きます。しかし新規はともかく既存住宅の場合、アンカーボルトを打つのは技術的にも強度的にも難しいのです。しかし市販のもので外付けのアンカーを基礎強度を無視して打ち込んだり、上部から強引にケミカルを打ち込んだりと、作業の流れでやってしまう方もいるようです。私が調査したとき、それらの金物が簡単に取り外せたり(怖い!)、打ち方が間違っていたりしたものを結構見てきました。コンクリートの強度が明らかに弱いのに適当にとりついている物もありました。プロなのだから、診断時にそのアンカーがふさわしいかくらいは診断しないといけません。また取り付けに関しても細心の注意を払い、取り外せたりしないように、水が内部に入らないようにしなければいけません。これらの金物は非常に高価なのだからお客様も期待しているはずです。
 どのアンカーも無理ならば、基礎の増打ちなどの方法をとらざるをません。耐震診断時から補強を念頭において調査しなければなりません。

木造住宅の耐震補強時のアンカー」への0件のフィードバック

  1. 松本明美

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    こんにちは。私もアーキトレンドの個別検討を今使っています。確かに優秀な機能ですが、保存や印刷機能がまだちょっと・・。ストラデザインやkizukuriまでお使いなんですね。
    今後ともブログ楽しみにしています。
    また、よろしければ情報交換もお願いします。

  2. なまあず

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    松本様

    こんにちは。不満点はメーカーさんに改善要望をどんどん出していきましょう♪ちなみにこのブログは様々なメーカーの方が見ているようです。今後ともよろしくお願いします。