いうまでもなく、住宅には高さがあります。それを規制する法令もありますし、快適に思える天井高を確保するために、仕上げや構造材の太さなどを勘案しながら設計者(建築士)が設定します。正直間取りは素人でも書こうと思えば書けますが、高さ設定は一段難しいです。しかし意匠であれ構造であれ重要な設計項目の1つです。高さ関係がわかる図面といえば、矩計図。もう少し簡単になると断面図となるのでしょうか?もちろん外観だけなら立面図というのもあります。設計者(建築士)は、それらを正確に書くだけでなく法的に適合しているか?施工が可能か?を確認する必要があります。
CADの普及の弊害なのか、この手の作業をCADに任せてしまい、自分で書けない設計者が増えてきたと聞きます。プレカットが普及し伏図が書けない設計者が増えたことと同様な現象です。
最近、高さの検証も出来ない設計者に出会いました。もちろんCAD上の高さは設定しているのですが、誰が考えたって施工ができない。プライドをもって仕事をやっているそうだが、違うところにプライドを持って欲しい。
技術の進歩の裏で確実にレベルダウンが深刻化してきている設計業界。将来大丈夫だろうか?
CADの普及の弊害なのか、この手の作業をCADに任せてしまい、自分で書けない設計者が増えてきたと聞きます。プレカットが普及し伏図が書けない設計者が増えたことと同様な現象です。
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