ホームページ等にも正式に情報が出てきましたね。住宅用CADの「ARCHITREND Z」と木造構造計算ソフトの雄「kizukuri」の連携について。
 まず基本は、それぞれ最新バージョンでないと、データ変換機能が使えないこと。つまり10月下旬に発売されるARCHITREND Z Ver5(以下Z)と10月下旬に公開されるkizukuri Ver6+Kiz-run(以下Kiz)でないとできないということ。ちなみに、私は両方とも満たしているので両商品が発売され事務所に届けば使えるということです。
 Zで連携用のデータを作成し、kiz-runで読み込みkizデータを出力するという方法のようです。通常は、間取りデータだけ(斜め壁などは読み込めないようです)ですが、構造材(横架材、筋かい)を入力している場合、リンクするようです。また一般情報も一部リンクできるようになっているようです。荷重はブログを見る限り簡易な選択もできるようです。
 Zのユーザーでkizを使っているハードユーザーって世の中にそんなに存在しないと思いますが、この連携が使えると非常に便利です。もっともZにはオプションで木造構造計算という良いソフトも持っているので、なぜこの機能を??というのは正直疑問ですが。
 変換機能付kiz-subも触っていますが、この機能のほかにCSV出力機能がつきました。こちらはもう使えますね。部材リストや引抜き耐力をエクセルなどに出力できるようになりました。こちらも構造設計するさい、便利です。
 新グレー本対応が、非常に遅く心配していましたが、またも驚くべき機能を搭載してきた木造舎さんに改めて敬意を表します。どちらも10月中に届くといいな・・・。

 

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。