久々に、精密診断法2(限界耐力計算)の利用を思いつき、自作の診断シートで計算してみました。市の診断が精密診断法1であること、使える部材のデータが少ないこと、おそらくダブルチェックができないことから、実務での使用を見合わせていました。うまく使えば安価で有効な補強ができると思うのだが。と思っていたら、大阪府では今年「耐震診断・改修講習会<限界耐力計算講習会>」なるものが定員300名で大々的に行われるらしい。関西ではこちらに比べて活動が盛んらしい。向き不向き、計算結果が果たして妥当か?などいろいろ考えてしまいます。新築ではすっかり陰が薄くなった限界耐力計算。法改正が技術や研究の進歩を妨げていないか?心配です。

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。