佐渡の出来事

 月曜日の早朝に父と二人で中央道で新潟の直江津港を目指して出発しました。3連休中とはいえ、最終日なので比較的空いていました。中央道は勝手知ったる道なので、休憩の仕方やどのSAがいいか?など覚えていますね。私は久しぶりの長距離ドライブですが車の性能に助けられて快適にドライブ。そういえば昼間に高速道路に乗るの本当に久しぶり。いつも夜ばかりだもんね。
 渋滞はないなあ、と思っていたら上信越道でまさかの渋滞。絶対渋滞が起こらない道路だと思っていたのに・・・。やはり高速1000円の影響??でも午後には直江津港がある上越市に到着。暇なのでまずは天地人でおなじみの春日山城へ!!!私も佐渡に渡る前に、よく仮眠で利用していました・・・が、超混雑!駐車場にも入れません。さすが現役の大河ドラマの観光地だけはあります。駐車場に入るまでに40分もかかるというので、諦めて鵜の浜温泉へ。ここは直江津からも近く、海水浴場と温泉がある非常に便利な?温泉街です。ホテル等で安価に一時入浴できるところもあり助かります。千円以内でタオル付きもあり、私たちも温泉につかれ長距離ドライブの疲れを癒す。
 夕方、佐渡行きのこがね丸に搭乗。やはり夏は混雑しています。観光バスもありました。明日は平日なのにな?不思議な気分。
 佐渡汽船の直江津・小木航路は、今ではカーフェリーが一艘になりました。こがね丸は佐渡汽船では比較的新しく平成7年の就航です。しかし以前の大型船に比べれば小型で全長120.5m、総トン数は4258トンです。それでも乗用車だけなら151台、旅客定員も1133名と、かなりの迫力です。自動車を中二階に格納できる荒技は見物です。通常の絨毯の2等席に加え、1等席(布団付きか椅子席)、特等(個室)、スイートルーム(ベッド付き)などもあります。食堂やゲームコーナーもあり、退屈しません。広い甲板からは見渡す限りの海を眺められます。海風が気持ちいいです。こんな豪華な船が、冬の間休航しています。なんともったいない!!この船に乗るだけでも価値がありますねえ。
 佐渡についたのは夕方7時。まだ少し明るいです。急ぎお通夜へ。遅かったので焼香だけ済ませ、母方の実家へ。ちなみに私の両親は両方とも佐渡出身(高校の同級生らしい)だそうです。それぞれの田舎もそれなりに近いです(歩くと死にます)。母方の実家で久々の再会・・・といっても冬にも来ているのですが。その後、父の同級生がやっている旅館に到着。一杯やったあと早めの就寝。
 翌朝は5時に起き、墓参りや各地への訪問。6時前なのに売店がやっていたり、佐渡らしさは残っているなあ。祖母のお墓の掃除をしたりした後、葬儀へ。今回は父の兄(私の叔父)の葬儀です。先月父が行ったときは元気だったのにな。まだ若いのにな。ちょっと残念です。佐渡の葬儀は地域ごとに全然違います。いつも戸惑います。せめて島内だけでも統一して欲しいが、そうはいかんのでしょう。葬儀終了後、親族へ挨拶。私は長い間、親族の前に姿を出していなかったので、ほとんど知らない方ばかり。そして休む間もなく、小木港から帰路へ。
 帰りは夜間のドライブ。深夜1時に到着。本当に強行軍でしたが、なんとか無事に帰ってくることができました。
 これが今年の夏休みの旅行になるのかな??

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。