二級建築士の構造問題の解析

 本日、二級建築士試験を受けてきた方からの報告と試験問題を見せてもらいました。かなり疲れているご様子。お疲れ様でした。
 なんでも法規と計画が難しかったらしく某予報士によると足きり点数が下がるのでは?との予報も(何の根拠なんだろう??)。一級の問題の使い回しも激しく、新傾向問題も多かったそうです。逆に構造は楽で、施工は平年並み?ということで、全体としては例年よりちょっとだけ難しかったそうです。まあ私は構造以外わかりませんが!
 その構造ですが、力学系は確かに例年より楽でした。せん断応力度が出たのが以外でしたが長方形断面の係数を覚えておけば問題のないレベルでした。知識問題も過去問レベルで「かなり楽でしたよ」の言葉通りでしたね。
 1問目はただのサービス問題。偶力のモーメントさえしっていれば計算入りません。2問目は複雑に見えるけど、簡単に計算できる部分を見つければ楽勝です。3問目がせん断応力度がわかっていれば、曲げは楽勝な問題なので暗算レベル。4問目は等分布荷重がありますが、集中荷重に置き換えるだけで、特に難しいところなし。5問目は静定ラーメンですが、反力だけ求めればいいので簡単です。6問目のトラスは、圧縮と引張を求める問題。長いトラスなので切断法でやった方が多いと思いますが、ミスしやすいです。節点法で求めるのが安全です。7問目は弾性座屈荷重の問題でしたが文章題で公式を覚えておけば楽に答えられる問題でした。
 知識問題で目立ったのは「覚えてないだろ?」という設問以外が非常にわかりやすく、実際は易しい問題であったという点。金物の絵が描いてあり、名称とあわせる問題は難解でした。鉄骨構造の計算知識も通常よりも高いレベルでした。しかし簡単な問題と難しい問題の差が大きく、簡単な問題が多かった事から、波乱の起きにくい問題だったと感じました。
 今後、もう少し解析して、今後の教材にどう織り交ぜていくか検討します。
 それにしても法規では、シックハウスの計算、計画では専門校のテキストに載っていないような内容が出たそうです。この傾向は1級にも反映されているんでしょうね。わくわく大作戦でも、そのあたりを考えながら残り3週間やっていきたいと思っています。