HOUSE-ST1の問い合わせが多いのは何故?

 某ショップで木造構造計算ソフトのHOUSE-ST1の問い合わせが多いです。今更なぜ?と思うのですが。
 知っての通り、木造の構造計算も建築基準法改正で要求されるレベルが上がりました。それでも需要があれば、始める方が多いのもわかりますが、大不況で構造計算を行う建物自体が激減している状況下です。木造構造計算の需要は3階建ての建売によって増えていたという事実もあり、その建売の需要もかなり減っていると聞きます。そのためグレー本改訂に対応したからといって興味を持つ方が増えるとは思っていませんでした。
 が、実際は2階建ての構造計算の需要は少しずつ増えていて、特に長期優良住宅では、耐震等級2が必然的に求められ、ならば構造計算!と思う方もいるようです。たしかに耐震等級2なら、私の場合構造計算による方法のほうが、早く検討できます。でもそのためだけとは思えません。知っていたら教えてください!

 ソフトの機能を補完するために、もくツールというツールを開発していますが、こちらの問い合わせも意外に多く、対応に苦慮しています。このツールは、某ショップ購入の方につけているツールですが、屋根葺き材の検討や概要書補足など、簡単なツール集です。もちろん売る気はまったくなく、良かったら使ってください的なスタンスで作成されたものです。使い方を誤ると問題が大きそうなツールは今のところ付属させていません。今後要望があれば、耐風梁の検討や、片持ち梁の検討などもつけるか迷うところです。本来この手のツールは自分で作るべき者だからです。作る過程で得るものも多いです。私自身のスタンスも揺れていますが、決定するのにはもう少し時間がかかりそうです。