仕事忙しいけど(・・・)、誘惑に負けて(・・・)
使ってしまいました!Ver4.2!!

 まず起動する際、過去のデータを過去のままで計算すると表示され非常に親切でした。そこで簡単な意匠図を作成して、構造伏図を自動立ち上げして、構造計算プログラムを起動しました。ここまで10分!(手慣れたものだな・・・)。
 まず異なるのがチェックリスト(新許容本付属)がある!!適用できないところはあらかじめ入力出来なくなっている模様。親切です。ただ設計方針段階でチェックリストって使うかな?ある程度設計してからだと思うのだが・・・とちょっと突っ込み。
 計算方針で、水平力による水平構面の検定で簡易チェックを行うのコマンドが斬新!新許容本では、省略できるところが多いので、このような計算書の節約できる部分は大いに歓迎!もちろん通常計算もできます。接合部の引張耐力検討も柔軟性を増しましたね。今までは・・・だったから。羽子板の検定は相変わらず・・・。土台の検討なども新許容本に対応しました。めり込みも選択できますね。数年前のタコぶりから大変身です。転倒の検討も行えます。ここ数年で本当にパワーアップしましたね。基礎梁もせん断補強筋端部フックの有り無しで計算できるようです。私的には好ましくないけど許容本にあるからいいか。
 一番の注目点である、ZとIとAeの欠損低減ですが・・・なかなかいいです。Iはほぼ問題なし。Zは不満! Aeはなかなか!って感じです。Zの選択肢が??なので、計算時には注意が必要そう(個別でやったほうが幸せな結果が出ます)。でも比較的安全側になるので、あとは設計者が工夫して使えば問題ないでしょう。一応、旧方式でもしばらく計算できるようです。
 屋根葺き材もとりあえずは計算できます。いろいろ使おうと思うと・・・ですがとりあえず便利。垂木接合金物の検討もできます。
 出力では新許容本の構成で出力することもできます。

 で、30分ほどで計算書を作成。計算書内容を見て、なかなか見やすいな~と思いました。特に一覧表は見づらくなると予想していましたが思ったより実務向けでチェックしやすいです。あとは実践的な物件で試してみてから評価しようと思います。

 

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。