不可解な計算書

 構造計算書の内容がおかしいから見てくれ!と見知らぬ方の計算書を見てみると
「???」だらけ!!
・計算書と配筋が違う(足りない)
・計算書と梁幅が違う(足りない)
・絶対とりつかない金物を強引につけろと指示している
・部材表とその性能が一致しない(なぜ?)
・筋かいを600幅でつけている(普通は900以上でしょ??)
・地反力が、一番不利側で計算したものより更に倍になっている??(とてつもなく不利)
・ベイマツとおうしゅうあかまつの強度が同じ(全然違いますって)。
・ベイヒバとヒバの強度が同じ(別物です・・・)。

 他にも?だらけ・・・素人のようですが、実戦でこんな計算書を出さないでほしいものです。しかし何よりも驚いたのが
「確認申請がおりている!!!」
 んですよね・・・。おろした確認機関は大丈夫かな?まあ計画変更がからむから、この物件が、このまま建設される確率はないんでいいんですけど。少なくとも構造屋さんは変えた方がいいですと、アドバイス。立場上、人の計算書を見る事が多いのだが、今日のは限度を超えていました・・・。昔と異なり失敗しながら・・・では済まないような気がします。
 しかし、構造事務所に勤めずにソフトだけ買って構造を始める人が意外に多いのも事実です。私のところの統計データにもそれが現れていて怖いです。もっともそれでもきちんとやっている方が多いのも事実。こんな状況がいいのか悪いのか・・・わからない今日この頃です。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。