ASCAL計画恐るべし!

 構造計算ソフト会社のなかに比較的新しい会社でアークデータ研究所というところがあります。ここの主力構造計算ソフトはASCALといい、グリッドに制約されない軸によって形状認識する一貫構造計算ソフトです。ほぼ任意形状のソフトといっていいのですが、鉄骨、鉄筋コンクリートはもちろん、壁式コンクリートや木造との混構造も実現できるし、木造ラーメンにも対応しているという企画的には非常にすばらしい商品です。何回かセミナーなどで見て、また操作をもしてみましたが、まだまだかな?などと勝手に思っていましたが、気になる存在でした。
 ふと同社のホームページの奥に製品関連図というものがあったのでクリックしてみました。同社の商品の今後の展開予定や、連携に関する図で、日付を見ると2008年2月(約1年前)のものでした。
 で、その中身がすごい!今後の展開でしょうけど、SRCオプションや在来木造対応や二次部材オプションなどの予定が書かれています。これは予想の範囲内ですが、他にも他社の一貫計算ソフトと連携(つまりデータ読み込み)に対応予定だとか(テキストデータのみのようですが)、住宅系CADとの連携(つまりデータの読み込み)などという興味深い内容でした。実現されるかどうか不明な部分もありますが、今後目を離せない存在であることは間違いないでしょう。
 BIMも含め、今後は設計に関する環境が大幅に変わってくると思っています。人間が設計しているという点では変わりがないのですが、設計事務所も選択を迫られる日が近づいてきているような気がします。