Building Editor/W発売開始と木造構造設計が変わる?

 構造計算ソフトの株式会社ストラクチャーの壁式鉄筋コンクリート造の構造計算ソフトのBuilding Editor /Wを発売したようです。有料なぶん、構造計算概要書作成機能も標準で付属しています。ルート1専用でダウンロード版の価格が84000円(税込)とこの手のソフトとしては非常に安価です。詳しくは同社のホームページにて。
 木造構造計算のマニュアル的存在の財団法人日本住宅・木材技術センターの「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」の改訂版がいよいよ発刊間近なようです。同センターホームページにもソフトウェア開発業者向けの説明会の案内が掲示されています。また方法が変わるようですね・・・。いろいろ噂が飛び交っていますが、これを機に審査方法も同本の方式に切り替えようと検討中の確認機関も多いようです。もっとも今までの許容応力度設計の本では設計不能になるような形式も多かったので、そういった問題点を解決してさえくれれば、安心して移行できるのですが。
 
 

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。