講習会三昧

 東京ビックサイト付近で、2つの構造の講習会がありました。一人で二つ掛け持ちしている人もいる?ようですが、私の事務所では手分けして行きました。役所対応もあり、珍しく構造担当はすべて留守!という状態に。
 構造関連の講習会は以前に比べても数は多く、しかも参加人数が多いです。しかも若年齢化が進んでいるようにも見えます(私が歳をとったということか??)。私が参加した方の講習会も若い人、女性もちらりほらり。まあまだ圧倒的に高年齢の方が多いのも事実ですが。ただし、建築士会の専攻建築士制度・継続能力開発(CPD)制度の影響も、いい意味でも悪い意味でも見えます。
 専攻建築士制度とは、消費者保護の視点に立ち、高度化し、かつ多様化する社会ニーズに応えるため、専門分化した建築士の専攻領域及び専門分野を表示する事で、建築士の責任の明確化を計る目的の自主的な制度、らしいです(日本建築士会連合会のHPより引用)。つまり建築士会の自主的な制度で、各建築士が専門分野を明示するものです。実務実績により複数の領域を取得・表示が出来ます。ちなみに構造は「構造専攻建築士」というものがあります。ちなみに一級建築士で実務年数5年、実務経験3件以上、後述するCPDの単位数250を満たす必要があります。結構大変な条件のようですが、実務経験3件は簡単なので、後は実務年数をこなし、CPDの単位を取れば能力に関係なく取得できるのです。
 CPD制度とは、建築士会が建築士の実務と研修の実績を記録・証明し、社会に示す制度で、証明書が発行されます。またホームページで名前も公開されるなどメリットがあります。自主的に講習会などに参加したり、実務経験などで、単位を取得できます。
 というわけで、従来更新制度がなかった建築士に対しCPDは自主的な勉強を促すメリットがあり、向上心のある建築士の育成に貢献する制度でもあるのです。逆に、単位欲しさだけに講習を受けるという危険性もないわけではありません。そのような傾向は確かにあり話にも聞く事があります。まあ実力がなければ専門家や資格など何の役にも立たないのはわかりきっております。早く気がついてほしいものです。