RC造講習会感想

 RC造の講習会に行ってきました。結論からいえば非常に中途半端で対象を選ぶ講習会でした。もちろん事前に内容を告知さえしていれば「良い講習会」として私は評価したと思います。講習会は内容だけでなく事前告知まで重要なんだと感じた講習会でした。
 良い点は後で誉めるとして、先に厳しい意見。集まってきた人の構成を見れば建築士の方が多いのかもしれません。しかし講習中に構造力学を全員が学んできたような口ぶり。「なつかしいかもしれません」のような発言があったので、この講習会は建築士レベルの構造力学などを勉強している方向けだったようです。中には関数電卓の使い方をわからないような人もいました。もちろん建築士試験でも関数電卓は使いません。持ってこいと書いてありましたが、少しは説明したほうが良かったような。また演習時間が短いのは仕方がないが、説明もある程度の知識があることを前提とした話と、作業だけできればいいという作業的な話との区別が難しい部分がありました。今回の講習の中身は某大学の建築学部の学生たちの授業で長期間にわたり解説、演習するための内容を流用しているようで、テキストの構成も複雑で、内容を探しずらいものでした。ただ、同僚に内容を見せたら「世間の大学の構造はこんなにすごい内容を学生のうちにやっているのか」と驚いていました(彼は意匠系大学出身)。全体的にこなれていません。出来れば先生は実務家のほうが良かったかもしれませんが、そんな暇な実務家いませんよね・・・。講習会だけでは意味がなく、帰ってからの復習に意味がありそうです。
 講習自体はRC造の建物の構造計算を2日間で体験してみよう、とう無謀だが面白いテーマ。その目的は達していると思います。手計算をすればどれほど大変か?また人によって数字の丸め方が違うので計算結果が異なってくることも学べたでしょう。演習数が多く、いろいろ体験できたでしょう。実践的な内容や最近の法改正についても軽く言及していることも良かったです。今後は、今回の内容をフィードバックしさらに良い講習会を開いてくれると非常にうれしいです。こういうのをきっかけに技術者が増えてくれるといいな、と思います。
 さて、ここまでは傍観者目線。ここからは一受講者の目線。・・・難しい。・・・わからない・・・。結構凹みます。実際もう少しついていけるかな?と思っていたのですが。まあこんなものです。はい。修行しなおします。