HOUSE-ST1 Ver3.5の構造計算概要書

 先日も書いたとおり、HOUSE-ST1(構造システム)はVer3.5になり、構造計算概要書機能が搭載されました。現時点では他社より一歩踏み込んだ機能を搭載しています。欲をいえば、もう少し!という感じですがとりあえず大部分の役所・民間確認機関に提出しても大丈夫そうなレベルに到達しているようです。とりあえず試用速報・・・。

ST1入力画面
 入力インターフェイスは簡潔でわかりやすい。基本入力事項が従来のバージョンでもそれなりにあったので、入力項目は少ない。

ST1入力画面2
 長文が必要な部分はこのように文章を入力できるようになっている。

ST1印刷1
 印刷はST1特有だがきれいです。

ST1検定比図
 検定比図等は構造計算書内に出力されます。住木センター仕様!

 HOUSE-ST1は、木造3階建ての構造計算だけでなく、木造2階建ての壁量計算・N値計算のツールとしても使え、非常にコストパフォーマンスの高いソフトです。品確法の耐震等級表示にも対応しています。また許容応力度計算に対応ているので準耐力壁や床倍率の検討も出来るので青本対応ソフトからの乗り換えの方にお勧めできます。他ソフトもレポートできる状況になったら紹介します。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。