愛用している構造計算ソフトkizukuriのHPを見ると構造計算概要書のプログラムが出来たらしい。各地で講習会が開かれる。ただ本体とは別売なので10万超の出費は痛い。しかし、8月5日付けのバージョンアップで、限定的ながら概要書の対応が図られたのはありがたい。
 まず、梁の応力表と梁の検定比表の出力がオプションなしで作成できます。これは多くの機関で求められる資料なので助かります。応力図と検定比図もKIZ-runで簡易的に作図できるので当面はなんとか対応できそうです。もっとも完全なものではないので、こちらで加工が必要です。木造舎の素早い対応に感謝いたします。
 で、使ってみた感想。kizukuriらしく非常に簡潔にまとまっています。表は見やすいし、図は数値で記入してあるだけだが、わかりやすいしCADで編集しやすい形式です。文字が重なってしまうこともあるので、CADでの加工は必須かと。
 他のソフトも早く対応して欲しいものです。

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。