久々に耐震診断ソフトのHOUSE-DOCの更新記録を見ていたら、CAD出力が非常に便利になっているので、試してみる。今まで柱や壁位置程度しかわからず、補強設計するのに?という感じだったHOUSE-DOC。他社も同レベルなのであきらめていました。ただHOUSE-DOCのCAD変換はJWW、DWGに対応しているので他に比べれば便利でした。さて今回のバージョンアップでは、文字や開口表現、階段などが加わりました。文字は特に便利です。HOUSE-DOCには標準で図面に文字を書き込めるのですが、それをCADに転送できるということは、補強設計図を描く上で非常に便利です。ただし、JWWに変換すると、建物範囲がソリッド図形に変換されるので便利な反面、編集しにくいことも。出来れば線で対応して欲しかったです。火打ちまで変換できるのだからもうちょっと頑張って!
 DRA-CAD7もいつになったらVISTAに正式対応するの?と思っていましたが、履歴を見ると7月19日のアップで大体対応できた?のかな?(HPでは正式に対応とまでは書いていない)。まあ使えるのだからいいか。PDFの書き込みは使えないのかな??最近の修正で、変換関連がかなり良くなったようです。が、修正履歴を見ると恐ろしい機能が!!JWWで写真を貼り付けると、様々な変な現象(仕様だから仕方がない)が発生してしまい、使い勝手が良くありませんでした。しかし写真貼り付けをしたJWWファイルをDRA―CADで読み込むと写真付で読み込めるじゃありませんか!!。これは便利です。数個試してみましたが、ほぼ再現できました。考えてみれば変な機能ですが、CADファイルの変換が多い私にとっては好都合。本来はCAD自体の性能で勝負して欲しいところだが・・・。
 最近、他ソフトもバージョンアップが多く、機能を試しきれていない軟弱者ですが、地道に試していきたいとおもっています。

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。