手作業の重要性

 ちょっと暇になってきたので、同僚のトレーニングにお付き合い。今やっているのは木造(4号建物)の壁量計算とN値計算。「そんなのソフト使えば簡単ジャン!」といわれるかもしれませんが、理論や方法を知っておかないと、ソフトで出た数値が本当に正しいのか?確認できません。またソフトを安易に使うと、計数に関する感覚がなくなってきます。私が知る限り、手計算でこの手の初歩的なことが出来ない建築士は非常に多いのが現状です。ソフトも使い方を誤っていたりするシーンもよくあります(本当に怖い!)。なので叩き込んでいます。若いうちは吸収する力がすごいので(私はもう若くないです)、どんどん吸収していきますね。手計算は面倒だし合理的でない、という風潮がありますが、そんなことはありません。
 パソコンとインターネットに頼る仕事が普通となった現在。それでも私は、その二つ以外の能力を重要視します。古いといわれようがこれだけは譲れません。もちろん私のような人間はパソコンとインターネットがあったからこそ世の中に出れたのも確かですが、それだけにその欠点も理解しているつもりです。