木造住宅の構造審査は2008年末から??

 ご存知の方も多いと思いますが、木造2階建て住宅には現在の法規では構造計算は必要ありません。しかし構造に配慮しないで設計しても良いとはどこにも書かれていません。構造計算しなくても構造設計は必要であり、きちんと作らないといけないのはいうまでもありません。
 しかし実際は非常に軽視されている現実があります。そのことが問題になりつつある今、今度の改正基準法等で変わるのか?と思われましたが、現在のところ発表内容にはそれらしきことは書いてありません。非常に残念でなりません。
 ちなみに木造2階建て住宅のような4号建築物の特例は耐震偽装事件をきっかけに2008年末までに廃止されようとしているようです。遅い!遅すぎる!という感じですが仕方がありません。せめてN値計算や壁量計算だけでも審査にいれてほしい。そのあたりを違反した建物は非常に多いようです。その内容を理解していない建築士も多いです。さて、その改正の案ですが、今のところ(1)構造設計一級建築士に設計を依頼することで従前の特例を受ける」「(2)構造計算(壁量計算も含む)を行って計算結果を申請図書に添付して審査を受ける」のどちらかを選択することになる見込みだという(日経ホームビルダーより)。なんか極端ですね。構造設計一級建築士をとる人間が小規模な木造をどれだけ理解しているか?逆に不安ですな。