岐路にたつ構造トレインNZX

 現在のインターネットで手軽に構造計算を受発注できるシステムの先駆け的存在であった「構造トレインNZX」。私も建築業界に入って初めてのプロジェクトで非常に愛着があったシステムです。おかげさまで現在はユーザー数も劇的に増え、私の事務所の収入を支える大きな存在にまで成長しました。特にリピーター率が非常に高く、単純に構造計算だけでなく他の業務での関連も増えつつありました。
 その「構造トレインNZX」が大きな岐路に立っています。いうまでもなく6月施行の改正建築基準法等への対応です。現在発表されている法、パブリックコメントを読む限り、現在のシステムを運用し続けるのに限界があることを思い知らされました。
 構造トレインNZXはその思想上、遠方地のサポートを最大限に考えたシステムになっています。他社の同様なシステムが営業システム的に稼動しているのに対し、構造トレインNZXは個々の案件に十分に時間をかけてトラブルなく運行できるような「鉄道システム」を敷いています。その成果か現在青森から奄美大島まで日本中幅広いユーザー様から愛用されるようになっています。当然欠点もあり、決済の柔軟性がない、多棟物件の割引がない、大きな建物には対応しないなどもあります。3年に一度くらい注文があればいい、という姿勢なので建売よりも注文住宅の依頼が非常に多いのも特徴です。
 今回の改正で、発生する様々な手間、制約がこのシステム運行の障害になることは事前に予測できたため、対応策は考えておりました。しかし今までのようなスムーズな運行が可能かどうか不安が残ります。
 よって、4月30日をもって新規ユーザーの登録を一旦打ち切り(再開は7月以降を予定)、法改正への対応を急ぐこととしました。駆け込み需要に対する予防も考えなければなりませんので。既存ユーザーへの対応はしばらく変わりはありません(今年3月までの値上げ猶予対象ユーザーへの値上げ停止措置も6月まで引き伸ばされます)。法改正の正式な決定と運用状況を見て、後日決定したいと思います。サービスの廃止はまったく考えていませんのでご安心ください。当システムは、改正後のほうが、必要性を増すと思っています。
 会社HPの更新が4月1日までないので、こちらでご報告させていただきます。詳しいことは4月に発表いたします。