耐震診断ソフトの質問について

 木造耐震診断ソフトの紹介ページを作成したり、講習会などでしゃべったりしているので、耐震診断ソフトについて聞かれることが多いです。
 多い質問は、「ソフトを買えば診断は誰でもできるのですか?」という類。ソフト会社は「簡単に操作」が出来ることを謳っているが、「簡単に診断が出来る」こととは無関係である。診断の基本は現地調査であります。またその現地調査を元に診断するためには、耐震診断の知識や構造の知識が不可欠です。ソフトはその補助に過ぎないのです。ただきちんとした技量がある人間が使えば、非常に効率的に診断が出来るのは間違いありません。決して素人が使って簡単に正確な結果が出るものではありません。
 次に多い質問は「ソフトはどれがいいか?」「安いソフトで大丈夫か?」です。確かに私は木造だけでも10ソフト以上試してきている。が、どれが一番!とは決定できないのが現状です。旧診断ソフトであれば、「安心精密診断(東京デンコー)」がピカイチ!と言い切れる自信はあります(もう売っていないでしょ??)。新しい診断ソフトでは正直わかりません。また、その人にとって良いソフトを紹介するには、その人の考え方、使い方など知らなければアドバイスは不可能です。ただ漠然と耐震診断を始めるのだがどれがいい?の問いには困ってしまいます。また安いソフトで大丈夫か?は、値段その他はそのソフトの総合的な評価であり、サポート、使い勝手、ユーザー数、信頼性など色々な要因があります。初めて使うなら定評のあるサポート面もしっかりしたところを選ぶのがいいと思います。