最近、構造を学ぼうという人が多いのか?

 構造計算を学ぶための手段は、徐々に増えつつあります。昔、独学で覚えた人は「いいな~」と思うかもしれません。しかし、なんというか・・・。
 まず数が少ないためか価格が高い!私が調べたなかには3日間の講習で100万円!!というのもありました。それは論外として、通信教育、合宿教育、ビデオ講座・・・と結構出てきましたね。ただ実践が命!の構造計算・設計は、たとえ理論がわかっていても難しいです。まずは国が責任を持って指導できる環境をつくって欲しいものです。
 ドイツでは、建築士のほかに構造士というものがあります。建築士が建物のデザインを担当し、構造士が建物の強度や耐久性を計算します。しかも大学でも別々のカリキュラムを受けます。建築士が芸術家であるのに対し、構造士は物理の専門家である。日本もこのように分業化すべきである。現行制度の建築士は絶対に構造苦手な人間が多く、逆に構造の建築士は芸術家にはほど遠い人が多いのが現状。やはり区別すべきものだと思います。
 構造計算は理系の職業です。逆に芸術家である建築家は理系?と疑問を覚えることもあります。日本では中途半端すぎるのです。まあ明確にすればいいというものではないけど。
 関西で、建築団体が安価で構造計算の講座を開いたところ、非常に多くの参加希望があり好評だったという話が伝わってきました。現行制度を批判しても仕方がないので、まずはやる気がある方から・・・と思います。