基準風速46m!!!

 構造計算を行う場合、地震力だけでなく台風など強風にも気をつけて設計します。まあ計算ソフトの場合、とりあえずは建築地の市町村を調べ、そこに定められている基準風速を入力すると、自動で計算してくれるのですが。
 この基準風速は建築基準法で定められており、日本全国の平均風速を30~46mまでにわけ告示1454号として明記されています。もちろん大きいほど強いです。46は沖縄などです(当然といえば当然ですな)。東京は34m(八王子等は32m)です。まあ厳しい基準ですが、異常気象が現実化している現代では、この基準でもあぶないこともあるかもしれません(竜巻は論外)。
 で、我々も各地の構造計算をやっていると、この地域はどれくらいかな?とある意味楽しみながら基準風速を調べています。しかし木造の場合、基準風速が2上がるだけで、結構影響があります。38mくらいになると自分の感覚が麻痺してきます。40m以上となると・・・です。
 しかし!トレインのお客様で最南端の方からの依頼で、その建築予定地を調べてみると「基準風速46m」!!!!。遂に出ました。日本最高基準風速の地域からの依頼が・・・。長年やっていると、このような幸運(悪運?)に恵まれるものです。いったいどの程度設計が難しいのか?気を引き締めなければなりません。
 以前、大雪地域の設計をやったときも、その地域の特性や雪質に戸惑ったことがあります。地元の役所に連絡したり、その地方の建築士の方に助言をいただいたり・・・。今度もすぐに役所に電話!!!。情報を頂きました。かなり厳しい条件ですが、がんばって見ます。