地球温暖化とシロアリ

 沖縄の電話帳を見るとシロアリ駆除の業者が非常に多く紹介されていることに驚く人も多いでしょう。関東の人間は、シロアリって水回りに発生して進行もあまり早くないと思っている人が多いでしょうが、あちらは異なるようです。
 沖縄のシロアリは、以前テレビで特集をしていましたが、コンクリートでも百科事典でもよく食べる食べる・・・。関東のシロアリに比べてかなり凶暴かつ食い荒らす速度が速いようです。幸いこの種の凶悪なシロアリは静岡以西に限られていました(イエシロアリ)。しかし最近神奈川県でも被害が見られるようになりました。具体的な原因は不明ですが、恐らく地球温暖化によって住める範囲が北上したことに起因していると思われます。このような地球温暖化等の影響で今後の住宅環境は確実に変化していくと思います。今から家を建てる人は、それらの対策を先に打つ必要があります。
 イエシロアリは取りあえず何でも食べるようです。イエシロアリは水を運んでまで食い荒らすようです。ヒノキや、防蟻材なら大丈夫か?というと実は万全とはいえません。特に防蟻材は近年、人体に被害を与える強力なものが使えなくなっており、効果がある期間も短い(10年程度か)です。
 それでも好み?があるらしく、外国産の製材である、ベイツガ、スプルース、ベイマツなどは非常に被害が多いようです。逆に国産スギの心材やヒバ、ヒノキといったものは、あまり好きでないようです。ベイツガ、スプルース、ベイマツ・・・最近の住宅では必ずといっていいほど利用されています。だから使うなとは思いませんが、防蟻材以外の対策を考えておいたほうが良いようです。
 温暖化の弊害はこれからどんどん表面化してくると思います。今、大丈夫なことでも、そのうち駄目になる・・・。難しい時代になったものです。