正しいと思うことを行なおうということ

 建築基準法は基本的にザル法です。建築士は法の網の穴を潜り抜けるために努力している部分もあります。まあ基準法があいまいでどちらにも取れる場合も多いのですが。悪質なものは少ないので、あまり気にする必要はなかったと思いますが。しかし近年耐震偽装や悪質リフォームといったモラルの低下はこの業界を見るまでも無く、他の業界でも同様のことが発生している今の時代。今まで以上に専門家はモラルが必要となります。
 力(お金)を持っている人間が強いのはいつの時代でも同じ。その力(お金)で相手を自由にしようというのは良くある話です。仕事の量を盾に強引な値引きを強要する業者はたくさんあります。理不尽な要求をする業者もたくさんあります。CMやっている業者だから安心!などと思ってはいけない。下請けに圧力を掛け、技術もない下請けが仕事をやっていたり、手抜きをやっていたりなんてことは十分ありうるのだ(あくまで可能性の話です)。
 よって私も値引きを強要する業者や品質を下げる要求をする業者はNo!を貫いています。一時的に要求されるケースは当然あるのですが、そんなときは反撃します。良いものが作れるのか!と。信用を落としてもいいのか!と。一見脅迫に見えるときもあるそうですが、それくらいの気概がないと力も金もあまりない設計事務所はやっていけないのです。良い仕事をしている人は有名、無名を問わず、企業の大きさを問わずたくさんいるのです。営業とはそういう人たちを見つけ、一緒に仕事をしてもらうという仕事だと思っています。そのためにはこちらの技量と信用を上げなければなりません。それが難しいのですが。最近、過去のお客様から新しいお客様を紹介してもらうケースが増えてきました。嬉しい話ですが責任も重大です。何でも出来るというスタンスから、こちらの強みを生かせる仕事を重点的にとり、お客様に満足してもらう、ということが必要になってきました。それが許される時代になりつつあるのですから。
 もうすぐ、私の事務所の今期は終わり。今期は悪質リフォーム問題の沈静化もつかの間、すぐに耐震偽造という業界を揺るがす事件が発生し非常に難しい年でした。事務所的には30周年という区切りの年で、耐震館設立、府中部会の設立、大型新人の入社、TV取材など意欲的に頑張ってきました。反面、常に人数不足に悩まされ仕事が回らないという悩みは最後まで解消できませんでした。これは!と思える人材にめぐりあえないのは仕方がないとして、後半は応募すらありませんでした。急に各社求人が増え、建築業界は人材不足の時期に入ったのは間違いなさそうです。今期の問題点は今期のうちに解消できるべくギアを入れ替え頑張ってみます。

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  1. なまあず

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    フランクロイドレフトさん こんばんわ
    今日も暑いですね!
    >夏バテ解消には寝るのが一番!
    >身体が睡眠を欲しているんでしょうね。
    >私も爆睡しちゃいました(^^;
     たまには爆睡せにゃやってられませんよね!