仕事柄、様々な木造耐震診断ソフトを操作することが多いのですが、現在「違いのわかる耐震診断」という連載をやっているため、いつも以上にシビアな目で見てしまいます。この連載、ソフトの挙動を見ながら現在、過去の診断について見ていくという特異なもので、このブログ並に過激な発言を連発しています(企業HPなのにいいのか??)。旧診断ソフトの比較が意外にも好評で、新診断ソフトでもやって!との意見があり、7月に公開しました。しかし思っていた以上に各ソフトの仕様は異なり、対等な条件での勝負というものが難しいという壁にぶつかりました。バグの類ではありません。マニュアルを逸脱しているわけでもありません。しかしどのソフトであっても私の実験で要求するレベルに満たなかったことは意外でした(実務面では問題ありません。工夫次第で)。もちろん使う側が気をつければいい問題で、ソフトのせいにする気は毛頭ありません。耐震診断ソフトは仮にも専門性の高いソフトであり、使う側の技量も要求されます。それを忘れて適当に入力していると間違った診断を行ってしまいます。夏休み中でこんなブログを読んでいる診断屋さんはいらっしゃらないとは思いますが・・・。
というわけで私も更に勉強中です。
というわけで私も更に勉強中です。