私のような若輩者がいうのは気が引けるのですが、建築業界はもっと専門家を育成すべきです。長年の不景気で建築業界は若手を育てる気風がなくなりました。就職すら難しい状態でした。しかし今年になって景気が回復しこの業界にも久々に仕事が増えてきました。そしたら一斉に求人の嵐が。バブルや2000年問題のときもそうでしたが、人材が必要になると後先考えずに雇い、とりあえず「使い捨て」のように。そのときの求人したメンバーできちんと育成されたかは後の歴史が物語っています。今、建築業界(他もそうかもしれませんが)、同様な現象、もしくは更に悪い現象が出てきそうな気がする。ある教育機関の人間が、ゆとり教育のために学生の質が下がりつづけていることを力説されました。これでは夢を持った若者に夢をかなえさせる実力をつけることもできない。なら、社会人になってからの実戦と机上の勉強という教育が更に必要と感じます。なんとか良い方向に向かって欲しいものです。