業者向けの耐震の講習会はどこも盛況なようで、この間お手伝いにいった講習会は、主催者が予想していた数を上回る出席者でした。ここまで業者が注目しているのは、国や自治体からの補助金制度が整ってきたこと、減税制度も整ってきたこと、マスコミがいろいろ報道していること、などでしょうか?しかし末端で一般の方々とお話ししていると業者ほど熱を感じません。恐らく参入してくる業者数からすると、儲かる人はわずかでしょう。それでも耐震性に気を配った住宅の建設や、リフォームをする手段を身につけてくれれば、業者的にもお客的にも国的にも良い方向に向かうと思います。金儲けだけを考えず、きちんと技術を身につけて欲しいものです。
こう思うのは、耐震診断、補強設計って本当に難しいな、と感じるからです。もちろん日々の勉強は欠かせません。マニュアルを読みこなすことも重要です。しかしマニュアルを読むだけでは解決できない問題は非常に多く存在します。耐震診断ソフトメーカーは、売りたいから「操作は簡単」「○分で入力できます」「マニュアルレス」などと甘い宣伝が載っています。しかしソフトを買ったからって診断が出来るほど甘くありません。私もソフト講習等やっていますが、そんなに簡単に覚えてもらえませんでした(涙)。もちろんメーカーだって手取足取り教えてくれるわけではありません。耐震診断・補強のフランチャイズも色々指導します!といっていますが、実際はそれほど指導してくれてませんし(私が知っているところは)、また自分で努力しないと技術は身に付きません。仕事も期待ほどこないようです。
また脱線したので、元に戻すと一種の流行だと思います。流行を追ってよい思いをする方は実は少ないのです。自分が出来ることやりたいことを見定めないと、流行に流され結局何も身に付かない!ということも多いです。私も戒めねば・・・。
さて、最近の傾向として、ここまで耐震診断が一般化すると様々なトラブルが出てきます。特に気になるのが、「ある業者でやった耐震診断・補強設計を、他の関係ない業者に施工させる」ことである。もちろん診断者(設計者)が施工業者を監理するのは良いことなのですが、そうではなくて、結果だけもらって他社で補強工事をすることです。補強方法は様々。補強部材の使い方も業者によって得意不得意あります。そんなことよりも、診断書類だけ見て補強なんて基本的には出来ません。出来ても非常に効率が悪いです。なぜならその書類を読みこなすだけでも時間がかかりますし、まったく知らない内容が書かれているかもしれないからです。よく診断は無料のところでやって、工事は知り合いの工務店で!というパターンを耳にします。お得な感じがするかもしれませんが、結果的に良くないことが待っている場合が多いです。ずるしてもあまりいいことはないので、避けましょう。
こう思うのは、耐震診断、補強設計って本当に難しいな、と感じるからです。もちろん日々の勉強は欠かせません。マニュアルを読みこなすことも重要です。しかしマニュアルを読むだけでは解決できない問題は非常に多く存在します。耐震診断ソフトメーカーは、売りたいから「操作は簡単」「○分で入力できます」「マニュアルレス」などと甘い宣伝が載っています。しかしソフトを買ったからって診断が出来るほど甘くありません。私もソフト講習等やっていますが、そんなに簡単に覚えてもらえませんでした(涙)。もちろんメーカーだって手取足取り教えてくれるわけではありません。耐震診断・補強のフランチャイズも色々指導します!といっていますが、実際はそれほど指導してくれてませんし(私が知っているところは)、また自分で努力しないと技術は身に付きません。仕事も期待ほどこないようです。
また脱線したので、元に戻すと一種の流行だと思います。流行を追ってよい思いをする方は実は少ないのです。自分が出来ることやりたいことを見定めないと、流行に流され結局何も身に付かない!ということも多いです。私も戒めねば・・・。
さて、最近の傾向として、ここまで耐震診断が一般化すると様々なトラブルが出てきます。特に気になるのが、「ある業者でやった耐震診断・補強設計を、他の関係ない業者に施工させる」ことである。もちろん診断者(設計者)が施工業者を監理するのは良いことなのですが、そうではなくて、結果だけもらって他社で補強工事をすることです。補強方法は様々。補強部材の使い方も業者によって得意不得意あります。そんなことよりも、診断書類だけ見て補強なんて基本的には出来ません。出来ても非常に効率が悪いです。なぜならその書類を読みこなすだけでも時間がかかりますし、まったく知らない内容が書かれているかもしれないからです。よく診断は無料のところでやって、工事は知り合いの工務店で!というパターンを耳にします。お得な感じがするかもしれませんが、結果的に良くないことが待っている場合が多いです。ずるしてもあまりいいことはないので、避けましょう。