私はこのブログで、現在の新築住宅は(手抜きや設計ミスがなければ)耐震性は非常に高いと過去にも書いています。では、いったいいつからそのような状態になったのでしょうか?
テレビ報道等見ていると「新耐震以降」なら安全!という論調だし、耐震補強の補助金も昭和56年以降(新耐震以降)という場合が多いです。
私は2000年以降にこの業界に入ったので古い話はよく知らないが、耐震診断で見る限り、新耐震以降が安全!という意見には正直賛成できない。残念なことに木造住宅は施工者によって非常に精度が異なります。2000年過ぎても告示の金物を使っていない建物もあります。よって年代で分けるのは問題!だと思っています。
それでも古くなれば古くなるほど老朽化していきますので、古い方が耐震的には不利になる傾向はあります。また、新しければ、それだけ新しい構法が普及し、施工側も慣れてきているので、やはり安全になる可能性は高いです。
法律的には、耐震金物の告示1460号が出て、建物のバランス計算が必要となり、地盤調査が事実上義務化(基準法施行令38条)された2000年の改正以降が、より安全ということになります。ですから案外安心な法令の期間は短いのです。ですから特に2000年以前の建物は、念のためチェックしたほうが良いと感じます。
よく、耐震診断前に診てもらって安全かどうか確認して欲しいという依頼があります。私はお断りしています。なぜなら、ちょっと見ただけで判断できるなら耐震診断など要らないからです。もちろん予測はできるのですが、診断後予測を裏切られることもあります。きちんと調査しないとわからないものです。逆にちょっと見で判断出来る!という人がいたら怪しんでください。家の診断はそんなに簡単なものではないですから。
テレビ報道等見ていると「新耐震以降」なら安全!という論調だし、耐震補強の補助金も昭和56年以降(新耐震以降)という場合が多いです。
私は2000年以降にこの業界に入ったので古い話はよく知らないが、耐震診断で見る限り、新耐震以降が安全!という意見には正直賛成できない。残念なことに木造住宅は施工者によって非常に精度が異なります。2000年過ぎても告示の金物を使っていない建物もあります。よって年代で分けるのは問題!だと思っています。
それでも古くなれば古くなるほど老朽化していきますので、古い方が耐震的には不利になる傾向はあります。また、新しければ、それだけ新しい構法が普及し、施工側も慣れてきているので、やはり安全になる可能性は高いです。
法律的には、耐震金物の告示1460号が出て、建物のバランス計算が必要となり、地盤調査が事実上義務化(基準法施行令38条)された2000年の改正以降が、より安全ということになります。ですから案外安心な法令の期間は短いのです。ですから特に2000年以前の建物は、念のためチェックしたほうが良いと感じます。
よく、耐震診断前に診てもらって安全かどうか確認して欲しいという依頼があります。私はお断りしています。なぜなら、ちょっと見ただけで判断できるなら耐震診断など要らないからです。もちろん予測はできるのですが、診断後予測を裏切られることもあります。きちんと調査しないとわからないものです。逆にちょっと見で判断出来る!という人がいたら怪しんでください。家の診断はそんなに簡単なものではないですから。