冬に比べて夏は三倍くらい(時間じゃなく量)活動できる私にとって一番活発に活動できる時期。それに合わせて仕事のボリュームもアップしてきて寝る時間もないくらい。さすがに体が鉛のように重い。夜中、ワールドカップのサッカーテレビ中継がついていても、集中して仕事をしているので気がついたら試合が終わっている。夜仕事する特権がまったく活かされていない今日この頃。しかも応援していたスウェーデンは早々に負けてしまうし・・・。ワールドカップもあと少しなので、たまには息抜きして一試合全部見たいものです。
 さて今週は暇になると予想していたのに、面白い建物の構造設計が次々に舞い込んでまいりました。木造住宅も変わった建物の設計の依頼が増えており、構造設計するほうは苦労が増えています。壁が曲面だったり屋根が複雑だったり。今日も模型を見ながら打ち合わせ。私も少しずつレベルアップしているはずなのだが、大苦戦が予想されます・・・。そんな建物を強引に建てるのではなく、やはりきちんとした構造強度を保てる設計と、それを説明出来ることが必要な時代。構造計算の内容を説明するシートをつけるプランを新たに導入したり工夫は続けているのですが、未だわかりにくいのも事実(先に暴露しておきますね)。今日も構造計算ソフト会社や免震デバイスの会社と打ち合わせをしましたが、こういう専門の会社でも表現には苦しんでいる模様。うちの構造担当とどうやったらうまく表現出来るか?を議論したりもするのですが、決定打が見つからない。昨日もハウスビルダーさんとの打ち合わせで「うちの建物は、震度○まで大丈夫とか表現する方法はないの?」と尋ねられました。今のところ基準法を満たしているとしか正規の表現は出来ません。社内では表現方法について研究を重ねている最中です。夏の商工まつりで正式発表を行う予定ではあるのですが、間に合うのやら・・・。

投稿者 しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。