やっぱ構造に戻ろう!

 今日、馴染みのお客様から先日構造計算した物件が、間取りが変わったので変更して欲しい!と依頼が来ました。図面見て、「しまった!」と思いました。図面の変更は、法規的に不可能な図面だったために、役所で指摘され仕方なく直した、ように見えたからです。そう見えるのは私が昔、意匠法規もある程度やっていたためで、現在も構造依頼された物件はある程度の法規チェックは行っています。これがお節介だったり、感謝されたり色々ありますが、私の特徴でもあります。
 さて「しまった!」と思ったのは、本当は私も気付いていたからなんです。忙しくてそれを指摘しそびれて(本来、必要のない作業ですが)しまっていたのです。最近意匠に移ってきたんだから、もっと敏感になっても良かったのですが、結果的に構造計算後に設計変更をさせてしまったのである。実は、この依頼の建築士さんは私が非常に尊敬している優秀な方でした。そんなこともあって油断したのでしょうか?一応、電話で理由を聞いたのですが、私の思っていたとおりでした。私のミスではないのですが、結構ショックです。何よりも計算やりなおしですし(大きな物件でダメージが大きいです)。意匠・構造兼任(他にリフォーム、耐震・・・営業?)なので、時間がほとんど取れませんしねえ・・・。
 意匠設計に移って3ヶ月目。基本的に前任者の引き継ぎで仕事をしているのだが、これが辛い。やたら難しいものが多いです。せめて木造2階建ての確認申請程度のウォーミングアップの仕事があれば良かったのですが、地区計画やら計画道路やら「????」ばかり。3年前までやっていたとはいえ、実質一年しかやっていないので初心者と一緒。お客様との打ち合わせも構造の場合、相手が建築士なので幾分話しやすいが、一般のお客様ともなると対応は全然違う方法をとらねばなりません(当たり前の事です)。これはお客様が悪いのではなく自分が未熟なだけです。こうなってくると悪循環で、構造での対応も悪くなり、お客様から「最近変わったね」とかいわれるし(涙)、自分でも最近切れてないな、と感じます。そんなわけで、ホームページの更新も少ないし、メルマガの発行も遅れるし・・・。
 でも、これではっきりわかりました。私は構造に戻るべきだ。今みたいに何でも屋なんて長くは持たないし、人にも迷惑がかかります。もう若くないわけで嫌いだという理由で他業界にトラバーユも難しいですし。とりあえず早く構造専任に戻れるよう努力してみます。