メシエの気持ちがちょっとわかった気が

 天文ファンとしては、シュワスマン・ワハマン第三彗星の地球接近は見逃せない行事。ここ数年彗星の私の目視観察は成功率が高くこの彗星もぜひ見たいと以前から計画を練っていたのですが、両親が連休中に車を使うとのことで遠征は泣く泣く中止。よって自宅屋上からの検出を狙い今日から観望開始。久しぶりにまあまあな空の状態。3等星がやっと見えるというのは4月から通算してもかなり良い状態。しかし結局のところ東京ではこれが限界できれいな星空とは程遠い。
 で、私のかわいい双眼鏡と望遠鏡をセッティングし、観望を開始。予想位置で予想光度であれば簡単に見つかるはず。望遠鏡の状態が整う前に双眼鏡で検索開始。ほどなく彗星状のボーっとした天体を発見!明るさも位置も予想地点に近く「これだ!」と思いました。しかしなんか以前見た配置と似ている!しかも位置も微妙に違う・・・。「あっ」初っ端から大きな間違いと気が付きました。念のため望遠鏡で自動導入で「M13」を指定。そうすると双眼鏡が示している地点と同じ位置に望遠鏡が導入しM13だということがわかりました(自動導入は本当に便利!)。M13は有名な球状星団です。しかし双眼鏡だと彗星状に見えるのです。ちなみにM~というのはメシエが作った星雲、星団のリスト番号で1から110まである。メシエは彗星を探しているときに星雲、星団との見分けがまぎらわしいのでこのリストを作ったという。つまり私も彗星を探して星団を彗星と思い込んでしまったのである。
 気を取り直して捜索を開始。しかし予定地点に彗星は発見できず。ちゃんとした星図を持たずに観望したのが悪いのか、彗星があまり増光していないのか、空の状態が悪いのかわかりませんでしたが結局見つかりませんでした。こうなったら明日、千葉か山梨に軽自動車で遠征しようか??と思います(無理でしょうけど・・・)。インターネットで調べるととりあえず順調に増光しているみたいだし、位置も予想通りのようです。明日以降、もう少しましな星図を使って見てみようと思います。