27日にジャワ島沖で発生した地震での死者が5000人を超えたそうです。在留邦人は無事とのことですが、甚大な被害がでてしまいました。
正直、阪神大震災に遠く及ばない規模の地震でここまでの被害が出るとは予想できませんでした。震源が浅いこと、都市部が震源から近かったことなど幾つかの要因が考えられます。東大地震研究所の地震学ノートを見ても、「規模が小さく、こんなに大きな被害になるとは」とあります。このように地震ではまだわからないことが多く、予知もまだまだ難しいと思われます。
今回の地震で特徴的なのは、大津波で多数の死者をだした一昨年のスマトラ沖地震から一連の動きなのかもと予想されるくらい「インド・オーストラリアプレート」付近でおきていることだ。この関連ではスマトラ沖(一昨年と昨年3月)、パキスタン大地震(昨年10月)、さらに今回の地震とそれより東側のトンガでの大きな地震が発生と、連続して、それも巨大な地震が発生している。日本でも歴史を紐解くと、東海地震と東南海地震、南海地震が連鎖して発生していることがあり、巨大地震というものは連鎖反応があるものだという認識を改めて持ちました。地球全体が「ふるえた」というスマトラ沖地震にとっては、これらはもしかしたら「余震」の一つなのかもしれません。
自然災害は人間の予想を遙かに超えています。実際起こってしまったらどうしようもないこともあります。耐震診断、補強を行っている我々でも、その補強が「絶対大丈夫」とは言い切れません。これは新築でも同様です。しかし今回、被災地の耐震性が悪かったらか被害が大きくなったといわれています。今回の地震のゆれ(日本では震度6弱から6強といわれている)では、きちんと耐震設計されていれば十分倒壊を免れる程度の揺れだったようです。ですからもう一度自宅が大丈夫か耐震診断と補強を考えてみてください。診断だけ行って補強をしない方も大勢いらっしゃいます。また頑丈な住宅メーカーの建物なので大丈夫!と思っているかも知れません。しかし耐震偽装事件を見てもわかるように、何があるかわからない世の中。自己責任が問われる時代。自分で出来ることを考え、出来ることから実行する必要があると思います。
遠くの出来事と思わず明日は我が身と考えてしまう。私は小心者なのでしょうか?
正直、阪神大震災に遠く及ばない規模の地震でここまでの被害が出るとは予想できませんでした。震源が浅いこと、都市部が震源から近かったことなど幾つかの要因が考えられます。東大地震研究所の地震学ノートを見ても、「規模が小さく、こんなに大きな被害になるとは」とあります。このように地震ではまだわからないことが多く、予知もまだまだ難しいと思われます。
今回の地震で特徴的なのは、大津波で多数の死者をだした一昨年のスマトラ沖地震から一連の動きなのかもと予想されるくらい「インド・オーストラリアプレート」付近でおきていることだ。この関連ではスマトラ沖(一昨年と昨年3月)、パキスタン大地震(昨年10月)、さらに今回の地震とそれより東側のトンガでの大きな地震が発生と、連続して、それも巨大な地震が発生している。日本でも歴史を紐解くと、東海地震と東南海地震、南海地震が連鎖して発生していることがあり、巨大地震というものは連鎖反応があるものだという認識を改めて持ちました。地球全体が「ふるえた」というスマトラ沖地震にとっては、これらはもしかしたら「余震」の一つなのかもしれません。
自然災害は人間の予想を遙かに超えています。実際起こってしまったらどうしようもないこともあります。耐震診断、補強を行っている我々でも、その補強が「絶対大丈夫」とは言い切れません。これは新築でも同様です。しかし今回、被災地の耐震性が悪かったらか被害が大きくなったといわれています。今回の地震のゆれ(日本では震度6弱から6強といわれている)では、きちんと耐震設計されていれば十分倒壊を免れる程度の揺れだったようです。ですからもう一度自宅が大丈夫か耐震診断と補強を考えてみてください。診断だけ行って補強をしない方も大勢いらっしゃいます。また頑丈な住宅メーカーの建物なので大丈夫!と思っているかも知れません。しかし耐震偽装事件を見てもわかるように、何があるかわからない世の中。自己責任が問われる時代。自分で出来ることを考え、出来ることから実行する必要があると思います。
遠くの出来事と思わず明日は我が身と考えてしまう。私は小心者なのでしょうか?