リートフェルト

 設計の仕事に少しずつ慣れてきたので、プランニングやデザイン、詳細や納まりを勉強し始めました。昼間は打ち合わせや外出が多いのですが、不思議にモチベーションがアップしてきたのでやっています。嫌いな建築家(個人ではない。全体)の作品が出ている本も積極的に見るようにしています。もちろん今更やっても無駄だという人もいるかもしれません。まあそんなことはどうでもいい。私のように、常に「手伝い戦」ばかりやっている人間にとっては局地戦であろうと何だろうと可能にするしかないのですからねえ。
 ここで私が一番好きな建築家の紹介。

ヘリット・トーマス・リートフェルト
 オランダで1888年に生まれたました。リートフェルトというと建築家というより「椅子職人」としての側面が有名かもしれません。「赤と青の椅子」は非常に有名です。直線的なデザイン。色使いは単純で明快。座りやすい?とは思えないのですが日本にはないデザイン感覚です。建築としては世界遺産にも登録されたシュロイダー邸があります。こちらも直線を多用した優れたデザインです。私の好きなZのデザインも実はリートフェルトの影響です。ただリートフェルトのすごいと思う点はほかにもたくさんあります。リートフェルトは職人であり家具デザイナーでもある点、その椅子でも建築でも非常に製作のスピードが速い点、職人が主体でプロの建築家としての教育や訓練を受けていない点などなど。府中で数年前リートフェルト展が開催されました。私も見に行きました。今までこういった展で展覧会カタログを買ったのは後にも先にもありません。