構造計算の梁のたわみ

 構造計算の計算結果がすべて!と思い、計算結果ギリギリで!という要望が多いので、ちょっとだけその裏側を
 まず、木造構造計算で梁を算定する場合、現在の基準だとたわみは1/250以内でOKです。2センチ未満という追記があります。つまり2間(3.6m)の梁だと、約1.4センチたわんでもよいということになります。もちろんどんな部材にも実際はたわみがあります。0というのは長期的には不可能だと思います。でも1.4センチだと結構問題があると思いませんか?ですから木造の構造屋さんはロングスパンの設計には神経質になります。(90センチの梁なら3ミリ程度・・・本当か??)もっとも脅しはこれくらいで、想定荷重はそれなりに余裕を持って計算をしている方が多いので、ぎりぎりでもそこまでたわみません。でも重い物を載せる予定の方は注意が必要です。
 実際の設計ではそこまでギリギリではやりません。法令の基準を信じているわけではありません。仕口の問題やら金物の問題、断面欠損の問題、その他に様々な問題があります。ですので木造は難しいです。癖でたまにRCで計算値以上に設計して社長に怒られます。木造ほどの余力は必要ないですからね・・・。