構造計算ソフト選び

 私は構造計算のソフトを信用しない割に、構造計算ソフトを使いたがります。このあたりは父譲りなので、この事務所には受注量からは想像できないほど構造計算ソフトが充実しています。でも更に拡充を図ろうとする父子と大蔵大臣とのせめぎ合いは続いています。
 以前のブログに書いている通り、私は在来木造の構造計算ソフトを狙っています。正直の所、木造の計算ソフトは各社一長一短で、選ぶ決め手がありません。品確法に対応したい、N値法もしたい、金物構法もやりたい、計算書は見やすいものが欲しい、プレゼン機能が欲しい、あんまり人が持っていないソフトが欲しい・・・。そんなこと考えていると、いくら金があっても足りません。構造計算ソフトは万能ではありませんが、確定しているルーチンくらいは計算ソフト内で行いたいと思うのは贅沢でしょうか??
 他にも鉄骨の耐震診断や擁壁他、様々要望があがっています。で、こんなときは日事連(社団法人日本建築士事務所協会連合会)等で、一週間とか期間単位(回数単位もある)でレンタルサービスがあります(会員サービスです)。こういったものを活用して試してみるのもいいかな、と思いますが、果たして一週間でマスターできるかなど、結構やるのに勇気が要ります(皆さん活用しているのでしょうか?)
 貧乏な設計事務所なので妄想だけでとどめておきましょう・・・。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。