建築構造模型の罠

 構造に限らず、模型を作って建築設計の参考にすることは多い。私も勉強用に軸組模型から振動模型まで作っている。実物とまではいかなくても、理解度は上がり、非常に役に立っている。
 しかし模型は所詮模型。大きさ、質感等伝えられない要素も多い。構造に関しても、である。
 模型は実際の大きさより小さく作ってあります。構造の検討で、実際の大きさをそのまま縮小すれば、実際の状況に近いモデルが作れる・・・と思っていたのですが、「平方立法則」というガリレオの発見した原理によると、1/10の模型の場合、圧縮応力度で見てみると現物の1/10になってしまいまうそうです(理由は平方立法則を参照)。これでは、実物と同じ実験をしても結果は異なってしまい大変なことになる。未だ実大実験が重要視されているのはこのような理由かも。
 上の話は「図説やさしい構造力学」(浅野清昭著)
図説やさしい構造力学
の受け売りですが、実際構造の数式を解いていると、いろいろなことが推測でき面白いです。私は文系出身なので高等数学はよくわからないのですが、逆に新鮮です。

建築構造模型の罠」への0件のフィードバック

  1. ないとう

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    USBプロテクトの件はお客様からよくご要望としてお聞きします。
    メーカーとしては耳の痛い問題です。
    今後はインターネットによる認証などを視野に入れ検討していますが、
    サーバーが365日24時間、常にダウンすることなく稼動しなくてはならず、
    メンテナンスに不安があります。また、プロテクトの集約については、
    プロテクト自体に書き込める情報量が多くない(らしいです・メーカー談)ことと、
    VerUPごとに書き換えが必要なことが課題です。
    ちなみに弊社では自社製品に限り、プロテクトの集約に対応しています。

  2. なまあず

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    ないとうさんへ。
    詳しい解説ありがとうございます。やはり皆さん悩んでいることだったのですね。ただ違法コピーが当然のように横行しているので多少の面倒は仕方がないのかもしれません。使うほうのモラルによってこうなってしまったことが残念でなりません。