耐震診断の今後

 耐震診断に関する意見をいろいろ聞くようになりました。耐震診断が業者の営業ツールになってしまっているのでは?本当に耐震性のチェックができうる信頼性があるのか?診断者の技量はどうか?などなど。
 商工まつりのブースでも、「(ある会社の耐震診断を受けたが)悪いところがないのに悪いといわれた。耐震診断などあてにならない」と強烈な一言を残して行った方もいました。屋根さえ替えれば耐震性は大丈夫と頑なに思っている方もいました。いろいろな情報が錯綜するなか、何を基準に考えるかは人それぞれ。我々も多様な対応を迫られるような気がします。ただマスコミに流される方々がやはり多く、その対応に苦慮する場合が多いです。
 ある番組で、有名アナウンサーが「耐震診断は無料」発言をして一部で話題になっていましたが、困った物でした。その発言や他の発言によって、本当に精密で補強設計に耐えうる診断をしている方々が、「価格が高すぎる!」と批判を浴びています。診断には簡易なものから精密なものまで様々。また建物の形状によっても手間は変わってきて、価格も幅が広くなります。技量不足やぼったくりはともかく、簡易なものと精密なものでは対象や意図が異なりどちらも必要なものと思います。ただ金額をもらう以上、その対価である成果をきちんと出さなければ依頼者は納得しません。そのあたりは診断者はもっと努力すべきだと感じています。

0 thoughts on “耐震診断の今後

  1. 日本のぽん

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    独身の設計士を捜しはじめたところ(笑)
    彼氏の設計した建物を見て回れたらたのしいかも!
    というのが動機。
    まぁ、そうそううまく、そんな人はいませんが・・・
    お互い頑張りましょう~