頻繁にやっていないと

 どの専門家でも、技術でもそうだが、やらないと忘れてきて出来なくなるものらしい。ピアノも毎日弾いていないと駄目らしいし、スポーツもそうらしい。建築も同様で、長らくその業務をやっていないと使い物にならなくなるらしい。これは私の父からの言葉では、技術を維持するためには、ある程度の仕事をし続けなければならない、だそうだ。
 そのため暇している大工さんは、親しくても使いたくはありません。設計の依頼でも同じです。昔腕が良かった大工さんが久しぶりに現場に戻り嬉しそうに作業している姿を見ました。初めは笑顔だったのですが、やはり腕が鈍っているのと現在の技術についていけないようで悩んでいました。
 私もこの業界入った頃は確認申請業務や設計業務がメインでした。そのため一生懸命法規を覚え、役所や現場との対応で四苦八苦しました。それから2年。ついに確認申請も意匠設計も一年間業務を離れました。そうすると次回仕事が来るのが本当に怖くなってきています。幸い構造計算と耐震診断で忙しいので確認申請や意匠設計の仕事が私に回ってくる可能性は低いのですが。まあ建築の分野は広いので、もう少し視野を広げながら仕事をやっていかないといけないと感じる今日この頃です。