精密耐震診断とリフォーム

 リフォーム工事で感じることは、見積もりの難しさと不透明さです。見積もりは時間をかけて調査し時間をかけて書類を作成することによって精度はあがります。一方、コストも跳ね上がってくるので、どこで区切りをつけるかがポイントとなると思います。私はぱっと見での概算見積もりにも非常に意味があると感じています。お客様がだいたいこの工事でいくらくらいかかるのかを、早めに知ることはメリットは大きいです(かけ離れていたら意味は無いのですけど)。
 さて見積もりの仕方についてテレビ報道されている件について一言。「~一式」は良くないので細かく書いてもらうように!といわれますが、細かく書いてわかる方は少なく逆に不評な場合もあります。またこれだけパソコンが普及しているので、細かく項目毎に見積もり金額を書いて、中身はメチャクチャということも十分に考えられます。それだったら手間はかかりませんし。ですから細かく明細が書いてあるからといって安心!などということはありません。
 そこで提案なのですが、リフォームをするときに精密耐震診断を同時に他業者に依頼し、リフォーム工事もその業者に監理してもらうことです。はっきりいって第三者監理させてもその物件の知識がなければ、意味がありません。図面上でわかることって案外少ないのです。ですから精密耐震診断を行いある程度リフォームする建物のことをわかっている方にリフォーム監理を任せるとなお安心であるといえます。もちろん耐震診断するのですから補強も同時に行えば効率的です。