現場って大変

 設計屋さんも大変ですけど、現場で実際に工事されている方々って大変だなあと感じます。珍しく基礎工事のため私自身が床下に潜ったのですが半日で「もう嫌だ!」と軟弱さを露呈しました。別に潜ること自体は慣れているし、そこでの動きも、過去に潜ったことがあった住宅なので何も問題ありません。調査(耐震診断)に関しては他の職人が嫌!という部分もある程度調査できるようになりました。
 しかし!工事や他の作業となると話は別!ディスクサンダーのモルタル除去作業も粉塵で厳しいし、プライマー塗りも地上なら難なく行えるのですが床下だと難しい上、換気状態が悪いためプライマーの揮発がきついです。部位が部位(全高30センチ)なので換気用機材を持ち込むわけにも行かず「扇子」と「マスク」で勝負。非常にきついです。まだ涼しかったのが救いですが・・・。
 私は工事を行う人間ではないので、このような作業をすることはまれです。どちらかというと試験的なものや、職人を呼べないような小規模部位で私が技術的に可能な部位に限られます。新素材や新材料の初使用は自分の手で最初に行うようにしています。そうしないとどのようなトラブルがあるのか?どうすればよいのか?等を指導するときに困りますからね。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。