大臣認定!とかって信用できるの?

 今年発生した、有名企業のせっこうボード用ねじに関する大臣認定書の偽造事件は、業界人ならずとも驚きの事件でした。まあ、こういう事件が発生するということは他にもあるかもと不安になります。
 まあ、これは論外として、実際に大臣認定って本当に信用できるものか?もちろん我々は、用途に応じて部品を使い分けているのですが、法令に触れる部分に関しては大臣認定の商品を極力利用するようにしています。国のお墨付きですし、他で使われることも多いはずだからです。
 木造軸組工法や木造の耐震補強がらみの大臣認定と書いているものを見ていると不安になってきます。ホームページ上には大臣認定がないのに「大臣認定工場で作っています」という何の品質証明にもならないことを大々的に書いて金物の信用度を上げようとしている悪質なものも見かけます。また本当に大臣認定でも、長年実用していないような新しい材料でも、認定が降りたりしていて、本当に大丈夫かと思うものもあります。まあ疑いだしたらキリがないのですね。皆さんは大臣認定を信用しているのだろうか?興味があります。

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。