こだわりの大工の目(祖父来訪)

 佐渡から祖父が久しぶりに東京にやってきました。祖父は大正生まれの元大工。当然もう大工仕事はしていないのですが、様々なものを作って周りを楽しませてくれます。
 今回、東京にきたのもタンスを作る材料を購入するため、という意味も込めていました。今日は私が運転手を務め、数店回ったのですがもう大変。向こう(佐渡)に比べて商品数があるのでいろいろ手にとって、考え選んでいました。祖父は道具に非常にこだわります。第一線を引いた現在も祖父の作業小屋には非常に多くの道具でにぎわっています。
 さて、その祖父が最近作っている物。もう高齢なので重い物は無理ですが、桐のタンスや、「おこしがた」(後述)はお手の物。私も一昨年、祖父に桐タンスを作ってもらい感激していたのですが、どうやらあの後も作り続けたらしく、先月佐渡に帰ったら、同タイプや異なるタイプのタンスが山ほど。もちろんいろんな人に譲ったようですが、いったいいくつ作ったことやら・・・。
 「おこしがた」といのは、朴の木を彫って作った団子を起こす型のことで、彫った型に食紅をいれた団子の素をいれて起こすときれいな団子が出来上がる佐渡島独特?のものです。型を作るのは非常に難しく最近では作れる人が減っているらしいです。それを最近も作っているようです。3月に佐渡に行ったとき、子供が喜ぶのでキャラクター物を依頼しました。で試作品が出来たのですが祖父にキャラクターが理解出来るわけがなく(・・・)ちょっと変??まあ色の使い方でカバーできるのですが、改良型を依頼。この夏に帰ったときが楽しみです。
 最近、こういう職人タイプの大工が減っています。今日話を聞いていても何か違うな、と感じることがあります。まだまだ長生きしてがんばって欲しいものです。