耐震診断の精密診断と一般診断

 耐震診断で一般診断と精密診断でどれだけ差がでるかを実験しています。
マニュアル内容から類推すると一般診断では、壁以外の耐力要素(垂れ壁)等が考慮されないので、それらを追加できる精密診断に比較して点数が低くなる傾向があることは理解できます。一般診断で耐震補強計画を練ると精密診断に比べて、より多く補強しなければならない予想です。
 実験結果は、やはり予想通りでした。しかし思ったより差は少なく、その差も、よほど劣化している物件でない限り補正値で補えるものではないか?という手応えがありました。精密診断の場合、当然調査項目も増え、時間と費用がかかります。これをどう抑えるか?は今後の課題です。
 ただ実地データを集めないと、わからない点が多いです。今後の診断で、そういった情報を収集しながら精度を高めていきたいと感じています。