私の使っているCAD

 一応(・・・)建築の人間なので、図面を書いています。しかし私は図面を手で書くことはなくパソコンで作っています。製図するソフトをCADというのですが、建築業界は面白く、JWWというフリーソフトがかなり普及しています。その普及度は構造トレインNZXの登録者の約9割が納品ファイルにJWWを指定してくることからも伺えます。特に小さな設計事務所には多いような気がします。
 JWWとはMS-DOS時代から実務でも使えるフリーのCADであるJW_CADのWINDOWS版です。非常に使いやすく無料のソフトという気分にはなれません。私ももちろん利用しています。しかし基本的に製図の知識が乏しい私にとってはちょっと難しかったです。
 他に利用しているCADはVectorWorks(以下VW)。このソフトの利点はWINDOWSだけでなく、MAC版もあるのでデザイナー系の建築士との情報のやり取りに苦労しない点です。3Dも簡単に製図できるのでお勧めです。JWWに比べキーボードを利用するケースが多いので私向きでした。
 JWWもVWも専門ソフトという雰囲気があり、建築外の人間だった私にはとっつきにくかったのも事実。会社でのCADはArchTrend21で、これは間取りや建具を入れていくと自動立ち上げで立面図やパース等も作成できる優れものでした。もちろん値段もべらぼうに高かったのですがそれだけの価値がありました。しかし案外融通が利かなかったり、凝った設計をしようとすると少々つらい部分もありました。毎年のようにバージョンアップし非常に完成度の高いソフトになりました。
 そのほかにはARCDRAWも使っています。これは主にデータ変換のために利用しています。当社で利用していないメジャーなCADのAutoCADやDRACAD等のデータが読めるので重宝しました。
 これだけ使っていると、操作に迷うことが多く出てきてしまいます。本来なら早く一本化したいところですが、構造業務の場合他社のCADにあわせる必要があるので仕方がありません。JWWが普及していることだけでも良しとしなけらば罰があたりそうです。