構造業務が忙しくなってきました。

 年度末のせいか(?)構造計算の依頼が増えています。1・2月はリフォームばかりやっていましたが今月は構造計算もリフォームも大忙しです。パソコン交換の時期だったので構造用にパソコンを三台並べて計算する場面もありました。3台あると2物件計算しながら図面を書くといった芸当が出来るので時間節約になります。もうすぐ1台なくなるので、それまでに仕事を終わらせたいものです。
 さて、構造計算を我々に依頼する客は建築士の先生方なのですが、中には勘違いしてくる方もいらっしゃいます。構造的にどうしても成り立たない意匠設計図を持ち込む方。こちらが検討して無理と言おうものなら「無理なものをどうにか通すのが構造屋じゃないか?」と怒鳴られてしまいます。プランを変更してもいいというなら何とかなるかもしれませんが、プランもなんもいじらないで無理な設計のまま通してほしいという方がいます。ここまでは極端でも、客に出来ると勝手に約束してしまってから構造計算を依頼してくる困ったパターンは意外と多くあります。「お客様が気に入っているので何とか・・・」といわれても法的に成り立たず危険な建物を設計するわけにはいかないので、代替案を提案するのですがなかなか納得してもらえない場合があります。
 建築士なら基本的な構造計画程度はしてから図面は引いてほしいものです。じゃなければ初めから相談しながら計画を練る、といった工夫は是非してほしいです。
 もっとも構造屋さんも勝手で計算が成り立てばOKみたいな風潮は否定出来ません。計算結果を見て「これって施工出来るの?」といわれてしまうケースもあります。これは構造屋さんが現場を知らない場合に発生するケースです。勉強不足で恥をかくことはお互い避けたいものです。