木造住宅の利点

 在来木造住宅の利点って何でしょう。私は、住む人と一緒になって成長できる点だと感じています。建物の完成度では鉄筋コンクリート造等のほうが優れていると感じているのですが、木造はリフォームがしやすく、特に在来はその自由度に関して他の追従を許しません。
 リフォームしやすい、というのは間取りの変更もしやすいことを意味します。家は3度作らなければ良いものが作れないといいます。どんなに良い建築家に設計を依頼しても良い家が作れるとは限りません。また家族構成の変更や家族の成長によって家のあるべき姿も異なってきます。ですから家も家族の状態によって変化すべきです。
 更に木造のリフォームは他の構造形式に比べ安価に済むのもメリットです。私が耐震診断した家の大半は何らかの形でリフォーム済みでした。
 そんなわけでメーカ製の住宅や鉄骨造、鉄筋コンクリート造も悪くはないのですが、住宅としてお勧めするのは木造です。ただ品質の良い木造住宅を建てられる建築家、大工は確実に減ってきていると思うので心配です。
 こんなことを書いたのは、実家がほとんどリフォームしていないのを見ているからです。せっかくのメリットをほとんど活かしていないのですから、私の言葉にも説得力がありませんね。さてどうしたものやら・・・。