個人で出来る発電環境

 京都議定書の発効で、環境問題が更にクローズアップされるでしょう。政府や企業の努力はもちろん、個人の努力も必要になってきます。
 地球温暖化を促す温室効果ガスを住生活の観点から減らすには電気の節約が一番。そこで素人(私)的考えでは、家庭で温室効果ガスが発生しない発電施設を作ってしまえが良いのでは?と考えていろいろ調べてみました。
 まず思い浮かぶのは太陽電池。太陽光によって発電されるので温室効果ガスは発生せず、良いこと尽くめ・・・なのですが、導入コストが高く経済性が良くないのが欠点。あとメンテナンスもなんだかんだいってかかってきます。最近は価格も大分やすくなりましたが、住宅一軒分を賄うには、まだまだコストダウンと性能アップが必要です。
 次に思い浮かぶのは風力発電。太陽電池は昼間しか発電できませんが、風力なら風が吹けば夜でも発電できます。しかし風量で発電量が決まるので風が吹く地域でないと効率的ではありません。また風切り音が思ったより大きいので住宅密集地等では騒音の問題も発生します。

例)小型風力発電キット
小型風力発電機キットNP-103

 面白いと思ったのは水力発電。ダムという形式ではなく川の流れや水流で発電しようというもの。山沿いで湧き水が豊富な地域では面白いのでは?と思ってしまいます。
例)アクエアUW
水力発電機:アクエアUW

 家庭用の風力発電機、太陽電池も実は結構発売されています。今後、さらにクローズアップされてきますので、良い製品の発売に期待しています。 

作成者: しろなまず

建築設計やっています。スマホやソフトウェアが好きです。