i-ARM特設サイト

ST-Bridgeで梁のハンチも反映された(2016/10掲載)

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2015年11月新発売!!新型国産BIMソフト「i-ARM」。キャンペーン開始は2015年11月1日です。出荷開始しております。なまあずショップ楽天市場店で注文を販売中です。なまあず日記styleで情報を集約していきます。

(2015年6月10・12・18・26日更新 8月3・10・19日、9月10日更新、10月20日、22日、26日更新、11月5日、11月28日更新 2016年4月11日更新、10月5日更新 2018年9月21日更新)

2018年夏にVer2が発売されたので更新します。

Ver2のポイント

当初は国産BIM、途中からシンプルBIM、そしてVer2では、建築設計プラットフォームとコンセプトがズレずれなのだが、建築企画系ソフトとして多機能で定評のLAB-SSの機能を数多く搭載することによって、モデリングしやすい建築企画系のソフトとしての立ち位置を確立したのではないでしょうか?BIMだと思って購入すると失望しますが、建築計画時・基本設計時に強い味方となる機能を満載していて、しかもLAB-SSより大幅に価格が安いことも大きなポイントです。もちろんIFCを搭載しているので、他社のBIMと組み合わせて使うというのも非常に利点が高いです。ARCHICADにしろ、Revitにしろ、単体でできることは少なく、他のソフトと連携するわけで、その相棒としても威力を発揮しそうな予感です(メーカーも、そういった売り方をするほうが売れると思うのですが、まだBIMとして売るつもりが残ってるのでしょうか??)。

・軽快な動作とわかりやすいユーザーインターフェイス
モデリングは多機能ではないうえ、DRA-CADのように古いシステムを踏襲していない新開発なもののため、3D設計、モデリングは直感的でわかりやすいです。また動作も軽快で設計の思考を妨げないのもポイントです。反面機能的にBIMというには不足しています。地積測量データSIMA形式、地図情報、用途地域情報データのGML形式のインポートも可能で初期段階では非常に威力を発揮します。

・日本の法規にあった検討ツール満載
国産BIMということで、当初から国内の法規にあった検討ツールを搭載していたのだが、Ver2になって更に充実。LAB-SSで培った機能を惜しみなく投入しています。斜制限、天空率、日影規制などを考慮した建築可能ボリュームの自動生成機能、建ぺい率・容積率の自動算出、防火・防煙区画の適合判定、採光、換気、排煙の計算など、多岐にわたります。

・解析機能も満載
日照・日影の解析は、建物などの遮蔽を考慮した日照・日影時間分布解析が可能で、アニメーション表示もできます。日射量解析、昼光解析も可能で、それぞれ視覚的にわかりやすく表示できるので、難しい解析も簡単に資料作成できます。

・国産というメリットの再認識
 CADデータのやりとりもDWGやDXFはもちろん、DRA-CADやJWW・JWCとのやりとりも可能となっています。海外のBIMとは大きく異なります。また同社の省エネ系ソフトのSAVE-建築やSAVE-住宅、避難検証法などとも連携ができますので、いままで難しかった連携も想像できるようになりました。もちろんIFCやST-Bridgeにも対応しているので、既存のBIM系ソフトや構造系のソフトとの連携も可能です。メーカーが気がつかない使い方も出てきそうです。


ここからはVer1の情報です(古いです)

発売時点でのi-ARMの優位点

新発売のソフトなので、長年かけて作られている他社ソフトに追いつかないのは当たり前です。しかしながら後発の利を活かし、他にはない魅力的な機能が搭載されています。またどうしても取っつきにくいというBIMソフト全般に言える操作性なども改善され、「シンプルBIM」という新たな分野を確立しようとしています。

・充実した法規検討

他社BIMは外部ソフト(またはオプション)によって法検討をすることが多いです。i-ARMは標準で、斜線制限や、採光・換気・排煙の検討、防火区画・防煙区画(面積・高層・竪穴・異種用途)の確認などができるようになっています。

・専用ソフトに負けない解析機能

日照時間・日射量、日影、採光などをグラフィカルに検討・解析できます。

・簡単な操作と軽快な動作

機能が少なく、操作性もシンプルなので操作を覚えやすいです。また軽快な動作で快適に作業できます。

発売時点でのi-ARMの不利な点

かなり積み残しが多いような気がします。特に次の点が気になる人は、ある程度完成度が高まってから購入されたほうがいいと思います。

・モデリング機能

正直、SketchUPや他社BIMに足元にも及びません。作れない形状もあると思います。IFCやSketchUP読み込み機能ががあるので、SketchUPで作った立体を読み込んだり他社BIMデータを読み込むことはできますが基本的なモデリングに期待すると裏切られます。きれいなパースなども初期は期待しないほうがいいでしょう。2016年10月にはFBXファイルの読み込みに対応しました。

・外部ソフト連携

IFCとSketchUPはDRA-CADから開発しているので、そこそこ期待できます。しかしながらST-Bridgeは後日対応(対応済)、同社のSAVEシリーズなどの連携も現時点ではお勧めできるレベルではないので、初期は外部ソフトとの連携は期待しないほうがいいでしょう。CADへの出力は、JWW、DRA-CAD、DWGなどができますが、下図として見た場合も大幅な修正が必要になる場合も多く、完成度を高めて欲しいところです。

とにかく他社BIMや、DRA-CADなどの高機能CADを使っている人から見ると、機能の少なさに愕然とするでしょう。とはいえ、他社BIMは高機能すぎて使いこなせず挫折するケースも多いです。価格的にもキャンペーンが適用されるため比較的安価なのでまずはお試しで導入してみるのもいいでしょう。正直、業務で使えるか?疑問な部分もありますが、発売されたらレビューしようと思っています。
i-ARM公式ホームページ

チラシなどが公開されています。主にEXPOで発表された内容で、それ以上の内容はないようです。

DRA-CADオフィシャルサイトで公開されている動画(youtube)

販売店向けの資料が届きました(8/3)

評価版(8/10)インストールしました

評価版ダウンロードは終了しました。試供版(30日版)はホームページより申込みによりダウンロードできます。


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建築ピボットEXPO以前にわかっていること

・DRA-CADの後継CADではないこと(DRA-CADは今後もリリース)

・構造システムの構造計算ソフトや環境系ソフトとの連携がスムーズであること

・2015年度中リリースを目指していること

・GLOOBEに次いで2本目の国産BIMになること

・建築ピボットEXPO2015でお披露目されること

・なまあずショップでも販売されること

・なまあずショップではオリジナル教材を企画中なこと

建築ピボットEXPO2015でわかったこと

・i-ARMとDRA-CADは棲み分ける(つまりDRA-CADは継続)

・価格は不明だが、月額制?年会費?のような感じになりそうなこと

・触ってみたけど、まだ完成度はあまり高くなさそうなこと

・発売予定は年内らしいこと

・意外に動作が機敏なこと(今のところ)

・名前のiは、Integrated Infomation and Intelligenceから。ARMはArchitectural Modeling Platformを表しています。

8月の販売店向け資料でわかったこと

・11月製品出荷予定

・8月評価版配布開始予定

・価格は世間が想像しているより安価になりそう(年会費?)

・もちろん新発売キャンペーンがありそう

・64ビット版専用になりそう

以上(建築ピボットEXPO2015)から類推できること

・GLOOBEに近い方向性のソフトになりそうなこと

・発売時に積み残しが残っていること(ロードマップも表示されたので)

・いわゆるBIMだということ(パンフレットにはBIMと書いてなかったのですが)

・法検討のツールが標準で多数実装されそうな見込み(意外なものまで!)

公式ホームページの情報からわかったこと

・DRA-CADアソシエイト会員は優待価格を設定していること。

・非常に簡易なフロントローディングに特化したBIM(BIMといえるのか?)になりそうな予感。

・最初から64ビットに対応していること(→64ビット専用になる模様)。

・図面作成は、確認申請レベル。二次元図面編集機能で、自動生成された図面に寸法や注釈を記入出来る。図面と3Dモデルは、このレベルでは連動して更新される。

・連携で、IFCやST-Bridgeだけでなく、SKPやSTLも考慮されていること(最初の版で対応しているか?は不明)

・日照時間、日射量の解析を標準搭載!!

・あまり情報量がないチラシが掲載されています。

・表集計機能が強力!非力な状態でリリース見込

・初期はST-Bridgeに対応していなさそうなこと(構造ユーザー残念!)

評価版を操作してみての感想(→は更新された評価版で変更になった評価)

・小さいデータはサクサク、巨大なデータは操作不能。DRA-CADと同じような傾向

→9月公開の評価版では速度が劇的にアップ!!大きめのデータも操作可能に。

・評価版はIFC変換も遅い。DRA-CADと同じような傾向

・ユーザーインターフェイスは、DRAとは全く違う新設計。リボンメニューは新設計で使いやすい

・機能数が少ないので操作に迷わない。

→機能が少なすぎて不安になってきた。

・現時点では実務で使うにはほど遠い(GLOOBEと比較して)

ST-Bridgeで梁のハンチも反映された(2016/10掲載)
ST-Bridgeで梁のハンチも反映された(2016/10掲載)

以後の情報(9月10日更新)

・価格は年間使用料。売り切りはなし。初年度12万円、次年度8.4万円。年間使用料金を払わないと使えないシステム。

・32ビットは非対応

・ソフトウェアプロテクト(要インターネット接続)

販売店通知情報より(10月20日更新)

・発売は11月上旬。キャンペーンは11月1日から3月31日まで

・価格は12万(税抜き)。もちろんWEBショップでは例の割引きが適用される

・DRA-CADユーザー(年間会員以外も)は割引きあり96000円。

・DRA-CADアソシエイトユーザーは、更に割引きあり84000円。

・カタログより積み残しが残る予想。

夏に評価版に付属されたロードマップからの情報より(10月22日更新)

・図面のうち、展開図は2016年春に搭載される予定

・ST-Bridgeは2016年春までに搭載される予定

・法規の内、延焼ラインや避難経路、建ぺい率容積率、日影規制、天空率などは2016年秋までに搭載される予定

・図面のインポート機能は初期搭載されるかどうか??

・ファイル連携とプログラム連携があるらしい

・構造BIMとの連携の項目が残っていた

最終と思われるアップデートより(10月26日更新)

・モデル解析のマニュアルとサンプルがついた

・カスタムグリッドが複数になり、仮想線グリッドなどがつき、非常に使いやすくなった

・スピードは思ったより落ちなかった(というより軽快)

アーキトレイドZの軸組データを読み込んだところ。この状態ではあまりメリットはない。
アーキトレイドZの軸組データを読み込んだところ。この状態ではあまりメリットはない。

1.0.0.5による動作検証(11月28日更新)

・スピードは落ちていない。

・予告通り防火・防煙区画の検討や、斜線の検討などができるようになった

・汎用要素の入力が良くなった(ようやく使える)

・3Dの表示が安定してきた(特にRadeon環境下が悪かったので良くなった)

1.0.1.0による動作検証(2016年4月11日更新)

・法規LVS、仕上げ表、建具表など機能が充実

・注釈機能が3Dで便利に使えるようになった

・入力済みのもののプロパティ変更や項目の追加など柔軟になった

・SAVE-住宅にも対応できるようになった

ようやく実用性の高い機能が実装され、編集も楽になりました。BIMというには?がつきますが、計画段階で手軽に・・・というソフトが現在他に見当たらないので、操作性・機能をブラッシュアップしていけば、他のBIMとは違う市場を形成できるかもしれませんね。

1.0.1.5による動作検証(2016年10月5日更新)

・ST-Bridgeが以前試したときに読めなかったファイルが読めるようになった。ハンチも反映できるようになった。

・動作のさくさく度は当初と変わっておらず快適。

・FBXファイルのインポートに対応(未実験)

・斜め柱梁の入力編集に対応

参考サイト

建築ピボットEXPO 2015

2015年6月10日に開催されるイベント。i-ARMの事実上のお披露目になる予定。

構造システム・グループのBIMへの取り組み(2015年7月に更新されています)

2014年に発表された、構造システムグループの取り組み。i-ARMは2015年発売とあります。

構造設計ソフトとBIM

i-ARMの構造システムグループの構造設計ソフトとBIMとの考え方をまとめています。恐らく開発もこのような考え方を含んでいます。


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