メガソフトの期待の新3D建築プレゼンテーションソフト「3Dアーキデザイナー10Professional」のページです。同社の3Dマイホームデザイナー(PRO版も含む)が主に個人住宅向けだったのに対し、こちらは高層マンションまで対応しています。それだけでなく、一からブラッシュアップされており、更に使いやすさ、表現力がupしているようです。CADで一からというのはお客様志向の現在での建築プレゼンには速度的に難しい現在、CADとプレゼンテーションを分けるというのは非常に効率的です。もちろんプレゼンだけではもったいないので、CADへデータを転送でき、そこから加工しやすいようになっています。まだまだ新製品なので、こちらでちょっとだけ紹介していけたらと思います。
しろなまずの押しポイント!
DWG・DXFに3Dも含め対応
大型の案件だとDWG対応は必須!!マイホームデザイナーはPROでも、DXFまでです。やはり信頼性・互換性ではDWGを使いたいはず。3Dも含めDWGの入出力に対応しているので安心です。もちろんJWWには当たり間のように対応。CEDXM形式にも対応しているので、木造住宅の設計にも安心して使えます。また3Dマイホームデザイナーのデータの読み込みにも対応していますので、乗換にも適しています。
上は、アーキデザイナーのサンプル、下は建物のみ3DDXFで変換後、FormZ Freeに読み込んだところ。形状はきちんと伝達できています。
マイホームデザイナーを使っている人なら簡単に操作できる
使って見てわかるのですが、しばらくマイホームデザイナーシリーズを触らなかった人なら、一目で違いにわからないほど似ています。操作性も同様です。違うの若干キビキビ動くことくらい。これならマイホームデザイナーの新バージョンっていっても周りにはバレないはず。秘密でへそくりで購入してもまずバレません。もっともアイコンでバレますが・・・。
動作が速い
私が使っているマイホームデザイナーが古いので最新版との比較ではありませんが、全体的に速いです。もっともGLOOBEという恐竜級に重いBIMを最近多用しているのでよけいそう思うのかもしれません。全体的にキビキビしています。私の環境はCore i5-7500 メモリ8GB、ビデオカードなしという、それほど高スペックではありませんが、十分です。メーカーがビデオカードがなくても・・・というのには納得です。もっとも大きな物件になったときに速度が落ちるかどうか?は今後検証してみたいです。
柔軟な購入方法
非常に興味深い販売方法です。期間毎に購入できるクラウドライセンスは1年間、などと区切って購入できます。その期間は最新のバージョンが使えるだけでなく、オプションサービスが無料!!で使えるのがポイントです。3DマイホームデザイナーPROもレンダリングなどはオプションですが、クラウドライセンスなら、住宅素材ダウンロードサービス「データセンター」建築パースレンダリングサービス「Optimage」スマホ/タブレットで3D空間プレゼン「3Dプレイス」(200ファイルまで)が無料で使えます。一見高いように見えますが、オプション込みとなると、お得感が強い商品に思えてくるから不思議です。また3台のパソコンにインストールして切り替えて使えるのもポイントです。永久ライセンス版もありますが、普通に考えればクラウドライセンスがお得です。新製品だから気に入らない!ということもあると思いますので、お試しで1年だけ購入!という場合にも無駄な出費が省けてお得です。